ぬかだきについて

小倉の藩主小笠原公の時代より日常食とされてきたぬか床。

それを使用し、タケノコやイワシ、サバなどの山海の幸を煮たものです。
ぬか床のぬかで炊いた魚やお野菜のこと。
北九州に古くから伝わる郷土料理で、ぬかみそに、酒、しょうゆ、砂糖などを加え、さば、いわし、などを長時間煮て作る小倉の昔からの保存食でした。

鰯は、脂質に富み、レチノール、ビタミンB2・B6・D・E・及び・鉄が豊富。また、「泳ぐカルシウム」と言われるほど、カルシウムも豊富に含まれています。

いわしの体の中でも、特に皮と身の間には最も多くの脂肪があり、その中には、タウリンや動脈硬化を防ぐEPA（IPA）、脳の働きをよくするDHAが豊富に含まれているといわれています。
また、糠も鰯と一緒に食べれるため、体にも美容にもおすすめです。
糠の栄養と鰯の栄養が一緒に取れて、忙しい現代人、美容や健康等に意識の高い方にはぴったりです。

当店のぬかだきは、代々受け継がれてきた秘伝のレシピをもとに改良に改良を重ねてきました。
さまざまなぬかだきを試した結果、一番美味しくぬかみその味を引き出せる鰯とちりめんじゃこに商品を絞り、より追求した味を目指して日々研究しております。
父から母へ、娘たちへ伝えられた絶妙な甘みと旨みのハーモニーをぜひ一度味わってみてはいかがですか。

ぬかだき・ぬか床の違いについて

ぬか床とは

乳酸菌発酵させて作ったぬか床（ぬかどこ）の中に野菜などを漬け込んで作る糠味噌漬け（ぬかみそづけ）、どぶ漬け、どぼ漬けとも呼ばれるものと、大根を漬けた沢庵や糠ニシン、糠サンマのように材料に塩と糠をまぶして漬けたもの。

ぬかだきとは

ぬか漬けされたぬか床を使いコトコトと3～4時間炊いて、一晩置いてできるのがぬかだきです。
魚特有の臭みも消され、ぬか床に染み込んだ野菜のうまみ成分を存分に染み込ませた郷土料理です。
毎日欠かさず、かき混ぜられ、愛情いっぱいに育てられているぬか床があってこそ、美味しいぬかだきになっていくのです。

まいこのぬかだきについて

そんな辛い思いを救ってくれたのが、購入して頂いた数多くのお客様の声でした。
いろんなお店の「ぬかだき」を食べたけど、一番おいしいよ！また買いに来るね！などです。
お店を続けててよかったと思える瞬間でした。

これまで「ぬかだき」はご年配の方が購入する傾向にありましたが、女性からの目線で考えたパッケージやお店の雰囲気を気に入ってくれた、20代から30代の人達にまいこのぬかだきの商品を手に取ってくれることが増えてきました。

まいこのぬかだきでは独自の製法で臭みが強く敬遠されがちだった「ぬかだき」をどのお店よりも美味しいと言ってもらえる商品力と女性ならではの目線からの発想でより良いサービスを提供して参ります。

代表　大塚 順子